お正月の元旦や三が日、松の内の間は初詣に行く人だかりで混雑する神社。敷地の広い神社や、雑誌やテレビがおすすめする、ランキング常連になるような人気の神社には屋台などでも賑わい、混雑による待ち時間の間におみくじを楽しむ人も沢山いますよね。
そのおみくじですが、実は正しい「引き方」「見方」「読み方」があること、そして重要な意味があることをご存知でしょうか?
初詣!おみくじの正しい引き方とは?
毎回おみくじを引くときには「【大吉】が出ますように」「せめて【吉】か【末吉】でも」「【凶】や【大凶】は出ないでほしい」などと心の中で唱えながら引到、100円を入れる人もいるのではないでしょうか?
おみくじの正しい引き方ですが、おみくじに正しい引き方も何もないだろう!とお思いますよね。
おみくじを引くときに大切なポイントは、おみくじを引く前に気持ちを落ち着かせる事です。そして神様に気持ちを向けましょう。おみくじとは、神様からのメッセージを受け取る行為なので、神様からの言葉を受け取る準備のために、心を鎮める必要があります。
そして、引く前に「今の私に向けて必要なメッセージをお願いします」という気持ちを持ちましょう。
「どうか良いメッセージを下さい」という祈りや願いの気持ちを持ってしまうと思いますが、神様はそういった気持ちも見透かしてしまうので、なるべく邪念を持たず、「今の自分に必要な言葉を授けてください」という気持ちで、静かな心でおみくじを引く、という引き方が良いですね。
おみくじの正しい見方、読み方は?
おみくじを引いて開いた時が、もっとも独特の期待と緊張感が走る瞬間ですよね。どうか【凶】だけは・・!という気持ちを願う気持ちにもなるでしょう。逆に、【大吉】が出た時は一気にテンションが上がりますね。
実はこの吉凶に関してはあまり重要ではありません。いやいや大吉が出てすごいテンション上がったのに!という方もいますよね。
しかし、おみくじの結果が何であろうと、特に沈んだり逆に喜んだりする必要はないのです。なぜかというと、おみくじの本当に大事な部分は、吉や凶の次に書いてある、6行くらいの言葉の部分なのです。
この言葉が、神様がおみくじに込めた言葉なんですね。私達は【吉】だった【凶】だったという部分に多く影響され、そのあとに続く言葉は【吉】だったら全ていい意味で、【凶】であれば全て悪い方向に考える傾向がありますが、冷静にこの言葉を受け止めなければいけないのです。
おみくじの重要な意味とは?【待ち人】とは恋愛や結婚の意味ではない?
おみくじで気になる部分は、勿論吉凶だけではないですよね。願い事や、待ち人、商売などは特に気になる部分ではないでしょうか。
特に縁結び祈願で恋愛や結婚など、出会いに関する願掛けを胸に初詣に行きおみくじを引いた人は、この【待ち人】部分に一喜一憂されることもありますよね。
この【待ち人】の意味には、好きな人や将来の旦那さんや奥さん、など恋愛や結婚に関する相手に限らず、『運命を良い方向に導いてくれる人』という意味があります。
しかし、だったら尚更【待ち人】に関する情報で「待ち人来ず」などのネガティブな結果が出てしまった場合はもっとよくないじゃん!と思ってしまいますよね。
おみくじというのは1年間その結果になる可能性がある、という訳ではなく、その効力は、おみくじを引いた本人の気持ちに由来すると言われています。
おみくじというのは神様からのメッセージなので、「待ち人来ず」という様なあまりポジティブに捉えられないメッセージが来た場合は、「1年間ダメだー」と諦めずに、神様から気を引き締めなさいというメッセージが来た、という様に捉えましょう。そして今後の言動次第で運気は向上しますので、しっかり切り替えましょう。
逆に、【大吉】を引いて「待ち人はすぐにやってきます」という様なポジティブな言葉を出した場合も、浮かれすぎずに、さらに自信をつけて状況が向上していく様に心がけていきましょう。
おみくじの結果に気持ちを振り回されるのではなく、一つのきっかけとして素直に受け入れ、一年をより良いものに出来る様に、自分の気持ちと言動を向上させていきましょう。
神社に行くとなぜか気持ちがスッとして心が晴れやかになる様な感覚になりますよね。それは神社の多くが「パワースポット」にあるだけでなく、神社にお参りするという事で、神様に会いに行き、自分自身を見つめ直すきっかけを自分自身で作りだしているからでもあると思います。
また、おみくじは1年に一回だけ、という縛りがある訳でなく何度引いても良いもの。もしも悪い結果が出て悩ましくなった場合は、もう一度、心を鎮めて引いてみても良いかもしれません。
今回は以上です✨
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今回は以上です!