特に何もしていないのに、突然白目から鮮血が出たように真っ赤に充血していることがありました。痛みやかゆみなどの症状がないとしても、派手に赤く充血していたら焦りますよね。
今回はそんな眼の充血における原因や対処法、コンタクトは大丈夫なのか、どのくらいで治るのかその期間についても書いていきます。
いきなり目が充血!何もしてないのに白目が真っ赤だけど原因は?
まず、ぶつけたり目をこすったり、コンタクトの出し入れで激しい痛みがあって・・という場合でもなく、何もないのに突然白目が赤くなって充血している状態を「結膜下出血」と呼びます。
ちなみに!!管理人は焦って即眼科に行きましたが、眼科の先生には「よくあることなので大丈夫ですよ」と言われました。
いわば、体でいうと「アザ」のようなものらしいです。
ただ、普段真っ白な所に鮮血のように赤ーく血が滲んでいると焦りますよね。でも、これは下記の症状が起きている状態なので、安心してください。
結膜下出血とは?
まず、結膜下出血とは、結膜(眼を覆う膜のようなもの)の下部にある血管が破れて出血している状態。
真っ赤に滲んでいるのは血管が破れてしまっているからですね。ただ、よくみると分かるように黒目部分までは赤くならず、白目部分のみのはずです。
症状としては痛みやかゆみなどはありません。場合によってはゴロゴロするような違和感を伴うこともあるようです。
結膜下出血の原因は?
原因は様々な要因があるようで、飲酒やサウナや激しいスポーツをして血流がよくなった時によく起こるようです。
他にもくしゃみやせきに伴う刺激にも起こるそう。鼻と口に近い部分ですからね。
また、水中眼鏡の締めすぎなど、外部の圧力からも起きることもあるようです。
ちなみに管理人はお風呂に入って出たら白目が真っ赤になっていました。体が温まり、血流がよくなったことで引き起こされた可能性が高いと考えて良さそうですね。
結膜下出血はいつ治る?対処法や処方箋は必要?コンタクトは大丈夫?視力の低下は?
では、白目がいきなり充血した場合の対処法を見て見ましょう。
結膜下出血に処方箋や薬、目薬は必要?
前述したように、結膜下出血は皮膚でいうと「アザ」のようなもの。
放っておけば自然に治りますし、特に飲み薬や点眼、市販の目薬に走る必要もありません。不安になって下手に外部からの刺激を自己判断で処置しない方が懸命でしょう。
ただ、目はとても大事なので、個人的には自己判断の前に眼科に行って見てもらうことを推奨します。
ひとえに「充血」といっても、素人目には分からないものですし、コンタクトを使用している場合は、知らず知らずに角膜を傷つけている可能性もあります。
眼科で改めて「結膜下出血」と診断を受けた場合は、もちろん薬は処方されない(放置で治る)ので診断費用のみになります^^
結膜下出血が治るのにかかる期間はどのくらい?黄色くなるって本当?
出血は、早くて1週間ほどで治ります。治るというのは、充血が引く=自然に吸収されていく、という状態。
ただ、血管の破れ具合によって長い場合は3ヶ月ほどかかる場合もあるそう。
また、コンタクトを使用している場合はコンタクトの刺激や小さな傷によって自然治癒が長引くこともあります。コンタクトは酸素透過率を低めるので、出来るだけメガネの生活を送った方が良いでしょう。
ただ、生活環境によってそうはいかない場合もあるので可能な範囲で目に優しい生活を続ければ、自然と治っていくので、焦る必要はありません。
治療の経過としては、
充血が引く→少し白目が黄色っぽくなる→白く戻る
という3段階を経るので、白目が少し黄色っぽくなったら完治に向かっている、と判断して良いでしょう。
結膜下出血の場合、コンタクトは大丈夫?視力の低下は?
結膜下出血時のコンタクトに関し、管理人が眼科の先生からもらった回答は、「出血したその日にコンタクトをつけても大丈夫」ということ。
ただ、前述の通りコンタクトの出し入れで傷がつく場合もあるし、違和感を伴うこともあるので、特に出血当日は出来るだけコンタクトは外した方が良いとのことでした。可能であればメガネをつけた方が良さそうです。
また、視力の低下に関しては全く問題ないとの回答をいただきました。例えば腕に「アザ」ができた場合、腕の能力が落ちることがないのと同じ原理ですね^^
白目がいきなり充血した時のまとめ!
何もしてないのに突然白目が充血した時は、まずは焦らずに症状をしっかり見極めて、不安であれば眼科に診断に行きましょう!
症状が結膜下出血であれば、
・特に薬は一切不要、出来るだけコンタクトは避けて目に優しい生活を送りましょう。
・1週間〜3ヶ月すれば、充血がひき、白目が少し黄色くなる状態から白目に自然と戻ります。
・結膜下出血が起きる原因は血流がよくなることやせきやくしゃみなどで、いわば体でいう「アザ」の様なもの。
普段から目に優しい生活を送り、自己判断で焦らずに自然治癒力や眼科の元でしっかり直していきましょう!
それでは今回は以上です!